だから僕は、対人戦ができない
対人戦が、苦手です。
ここで言う「対人戦」とは、格闘ゲームを筆頭とした人対人の対戦ゲームのことです。人対人なら何でも、パーティゲームやレースゲーム、アクションゲームの対人戦も含みます。CPU戦は含みません。
ここで言う「苦手」とは、好き嫌いではなく、上手い下手でもなく(もちろん下手ですが)。向き不向き、という意味です。
まあ何の話かといえば、STGにハマる10年前までは何も考えず楽しんでた格ゲーの対人戦が、今は全くプレイできない事実に愕然とし。上手い下手うんぬんではなく、勝ち負けに何の快感も得られなくなった、自分の気持ちの問題で、という話。
10年前と前述しましたが、本当にこの10年は格ゲーをまともにやってなかった。STGとエロゲー一辺倒と言っていい状態。
が、されど10年。さすがにちょっと他のジャンルも手を出そうかなーと一念発起し、「アルカナハート3」を買いました。今っていうかもう当たり前の、ネット対戦を試してみたかったしね。
・・・で、ネット対戦も始めてみたんですけど、3日くらいの早々で「ああ、俺はもう対人戦は無理な人間なんだ」と見切りが付いちゃったわけで。
誰だよ、ネット対戦なら相手の顔が見えないから大丈夫だなんて言ったの! 俺だよ!
これは、「気持ちの問題」に尽きるんです。
対人「戦」っていうからには、戦わなきゃいけないわけじゃないですか。勝ち負けの世界じゃないですか。
んなもん、ゲームじゃなくても毎日やってますよ。日常で嫌な相手と戦ってますよ。仕事で嫌なお客さんと戦ってますよ。
俺はもう、そんなものは嫌だっ!!
他人と関わりたくないからゲームしてるのに、ゲーム中ですら他人と関わらなければいけないとは、しかも戦わなければいけないとは。この矛盾や如何に。
一言でいえます。 「俺はもう、誰とも戦いたくないんで」
※引用元: Extendead 「俺はもう誰とも戦いたくないんで」
自分は特に気が弱いというか、他人に嫌われたくないとかって気持ちが働きやすく、コミュ障とまでいかないけどなるべく人と関わり合いたくないタイプなのもあって。ひとり上手万歳三唱。
対人戦になった時点で嫌でも相手の存在を意識し、試合に勝てば「勝っちゃった・・・相手に申し訳ないな・・・」と罪悪感を感じ、負けても「相手にとって、ふがいない試合をしてしまった・・・しかも少し悔しい・・・」と、どっちにしろ勝負の快感はないわけです。
え、普通そこまでは思わない? 勝ったら普通に嬉しいし、負けたら普通に悔しくて今度は勝ちたいって思う? うん、全くその通りです、それが正常なんです。
お前、格ゲー向いてないだろ。ってのがまあ全くその通りなんですね。とはいえ、それで終わるのも切ない。こんな性格じゃなきゃ格ゲーしたいんですよ、ホント。
というわけで自分への言い訳のために、ちょっとこの辺の機微を深く掘り下げてみようかと。
ここで、現実での「人対人」の関係を、大まかに以下に分けるとします。
①「無」関係
赤の他人、ネット上での相手など。
直接の関わり合いがなく、影響を受けることはあっても積極的な感情の働きには繋がらない状態。
②「信頼」関係
家族、恋人、気の置けない友人など。
何の理由がなくても、互いに協力し合う関係。
③「協力」関係
仕事仲間、ふつうの友人、近所付き合いなど。
親密な関わりは無いが、利害と方向性が一致しているために互いに助け合おうとする状態。同盟関係。あくまで利害が最重要目的なので、打算も当然含む。
④「対立」関係
ウマの合わない知り合い、仕事の顧客、など。
お互いが自分の利益のみを求め、容易に歩み寄らない状態。駆引きの応酬。お互いの粗・隙探しをするのが前提。
実際の人間関係はもちろんこんな単純じゃないですが、あくまで大雑把に以上で分類するとします。
で、この構図はゲームにもそのまま当てはまるんですな。
対人戦って、④じゃないですか。見ず知らずの人間と、勝ち負けという利害のため、対立関係を前提として、競う。身内対戦でも「お互い良いプレイをしよう・引き出そう」って状態でも、せいぜい③。
①②にはなりづらいでしょう、どちらかは必ず勝たなきゃいけないんですから(逆も然り)。
対して自分は、原則①でありたいんです。ゲームは、独りでしたいんです。物言わぬCPUと戯れたいんです。オナニーしてればいいんです。ギリギリ、②身内とのちょっとした協力プレイ(無双系など)もいいでしょう。③になったらもう、めんどくちゃい(爆
なお対戦ですらなくとも、例えばRPG中に「ここはこうしろよ」と口を挟まれたりも、もってのほか。このへん自分の偏屈なところでもあり、よく言えばマイペースなんだけど、悪く言うと我流を通そうとする部分であり。仕事でのPC作業とか自分マウス主体で、絶対キーボードのショートカットキー使ったほうが早い場面多いですけど、「キーボード使えよ」とか言われると腹パンかましたくなるレベルですね(ぉ
反面、独りでとことんまで突き詰めるのは大好きなんです。内面的。やりこみの極み、ゲームを通り越したマゾい研究ともいえる「STG」というジャンルにハマりこんだのも、それを考えると必然なんだけど。
じゃあシューターは格ゲーとかやらないかっていうと、もちろんそんなことはなく人それぞれで。格ゲーももちろん、非常に研究性の高いゲームジャンルです。STGとどっちかと言われても正直困るレベルで。ただ、研究性だけでは留まらず、むしろ研究すればするほど対人戦と切って切り離せなくなるのがこのジャンルなわけで。
上級者の格ゲーマー=鉄拳プレイヤーは言いました。「つべこべ言ってる暇があったら、全キャラに100回ずつ負けてこい」 全く正論ですけどスミマセン、ゆとりなんで私そんなに対戦したくないです。
さて、この辺のジャンル特性を語り始めると夜が明けるので、話を戻しますが。
ゲームは原則として「楽しむためのもの」ですから、ストレスが溜まる遊び方はいけません。難しいゲームとか、過程ではストレス溜まりますけど、結果としてそれが「解放」されるから快感に転化されるのでそれはそれでアリとして。
ストレス溜まりっぱなしで解放されない状態では、物事は継続できない。自分の場合、性格的に対人戦ではこの「解放」がされるタイミングが無い。物言わぬ無関係のCPUと遊んでたほうが、よっぽどストレスが溜まらないんですな。
最後に。現状の自分の結論としては、ここで無理に自分を矯正しようとは思わなかったりもしつつ。若くないし(ぉ
ゲームという恋人と長い長~いお付き合いをしようとした場合、以上のような割り切り・付き合い方を考えるのも時に必要なことだと思います。










































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